ニューリジェンセキュリティ、AI技術を用いたクラウドセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort」の脅威インテリジェンスを強化

企業や組織において活用が進むパブリッククラウドサービスは、インターネットを介して環境が提供されるため、サイバー攻撃対策を十分に施す必要があります。外部からのサイバー攻撃や、内部の設定不備による脆弱性に対し、パブリッククラウドサービスによって標準的に提供されるセキュリティ機能の強化が進んでいます。Cloudscortは、これらの標準機能を活用したセキュリティ対策の実施に対応し、パブリッククラウドのセキュリティ運用を支援します。

このたび、AWSで提供されるウェブサイトやサービスを保護するWAF（ウェブアプリケーションファイアウォール）の運用支援機能「Cloudscort WAF for AWS」で使用される脅威インテリジェンスにおいて、独自のルールを追加することで検知能力を強化しました。

■独自ルールを追加することで、AWS WAF向け脅威インテリジェンスを強化

Cloudscortでは従来、株式会社ラックとNRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供するセキュリティ監視サービスで得られた情報をもとに、遮断すべき既知の攻撃者のインフラ情報を脅威インテリジェンスとして提供してきました。

新たに提供する独自の脅威インテリジェンス（セキュリティ対策情報）ルールは、ラックのセキュリティ監視サービスで活用される「JSIG^®」を基に、ニューリジェンのクラウドセキュリティアナリストチームが独自に開発した検知・遮断用ルールセットです。日本特有のサイバー脅威への対応や影響範囲の大きな脆弱性に対する攻撃に対して検知・遮断能力を向上し、Cloudscort導入企業が運用するサービスやサイトの保護をより一層強化します。

Cloudscortの詳細については、次のWebサイトをご参照ください。

https://www.nuligen.com/service/cloudscort

ニューリジェンセキュリティは今後も、企業・組織が求める高度なクラウドセキュリティの実現を支援するマネージドセキュリティサービスを提供することで、セキュアなデジタル世界の実現に貢献していきます。

※記載の商品またはサービスの名称等は、各社の商標または登録商標です。

【ご参考】

Cloudscortは、クラウドネイティブ機能の運用の自動化により企業のセキュリティ担当者やWebサイト管理者にかかる負荷を軽減するとともに、サイバー攻撃に対する未然防御と検知対応を実現するAIパブリッククラウドセキュリティ運用支援サービスです。ラックとNRIセキュアテクノロジーズ、両社が蓄積・保有する膨大な脅威インテリジェンスをもとに、AIによるデータ解析やオートメーション機能により、脅威インテリジェンスの活用プロセスである「収集・判断・対応」を人手に代わり実施します。

ニューリジェンセキュリティは、ラックおよびNRIセキュアテクノロジーズの長年にわたるマネージドセキュリティサービス運用経験とサイバー攻撃に対する高度な知見、サイバー攻撃に精通したアナリストとセキュリティシステム開発経験の豊富なエンジニアを集結させ、NRIセキュアテクノロジーズを有する野村総合研究所と、ラックによって設立されました。広がるクラウド利活用のセキュリティに対する不安と負担を軽減し、ビジネスに集中できるデジタル環境づくりを支援します。